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為替市場の総利益と総損失は同じになります。
そうならなければ、計算が合いません。
注文が約定するということは、買い手と売り手がいるということ!
1ドル=100円で買うという人と、同じ値段で売るという人がいないと注文は成立しません。
FX業者はその仲介をしてくれるわけです。
で、1ドル=100円で買った人は、1ドル=110円になれば、10円値段が上がった分儲かります。
一方、1ドル=100円で売った人は、10円分損をします。
このように、利益と損失は必ず同じになります。
そして、不思議なことに、利益を得る方は少数派で、損失を出すのは多数派になります。
よく考えれば当たり前のことですが。
1人が負けられる金額は決まっているので、100億円を負けるのは大変です。ですが、100円を負けるのは簡単です。
よって、100億円を一人で負ける可能性と、100円を1億人が負ける可能性では、後者の方が高いと考えられます。
そのため儲かる人は少数で、損をする人は多数になります。
日本で人気の理由
では何故、これほど日本でFXが人気なのでしょうか。
一つは、自分は儲けられる側だと思っている人が多いこと
一つは、スワップ金利稼ぎで長期投資する人が多いこと
スワップ金利稼ぎで長期投資するというのは、日本人のコツコツ稼ぐ性格に非常にあっていました。
外貨預金と同じ感覚でFX取引をしている人が多いのです。
このスワップ金利を稼ぐやり方は、円安であって、他国の金利が高い時は非常に有効でした。
しかし、世界不況で、各国の金利が下がってしまっている現在、ずいぶんとスワップ派は減ったようです。
FXは「トレードで勝つ」か、「長期的な保険」として使うか
トレードで勝つのは大変ですが、勝てるかどうかはやってみないと分かりません。
もう一つは「長期的な保険」として利用する方法もあります。
木村剛「投資戦略の発想法」に代表される資産運用本をみれば、分散投資の一つとして、外貨資産の重要性が指摘されています。
外貨資産をもつならFXを活用することも提案されています。
何故FXかといえば、コストの安さと流動性の高さです。
FXを保険として使うのは、円安へのリスク対策になります。
日本は、世界に先駆けてマイナス成長経済に突入します。
そうなると、円安になる可能性が高まります。それに対する保険です。
もし円安にならなければ、損するかもしれません。
資産運用は、リスク管理が中心です。
ですから、自分の資産がハイリスクにならならいように工夫します。
それが分散投資であり、FXの保険としての活用なのです。
もし、外貨をまったくもたない場合、円高円安によって、資産価値は大きく変化します。
たとえば、
円貨100%資産の場合、1000万円~2000万円の間を変動するとします。
外貨を何割か保有すると、1250万円~1750万円の間を変動するようになります。
外貨資産を保有することで、大きく損することもないが、大きく得する事もないローリスクローリターンになります。
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