FXのリスクの性質とは
株式市場のリスクに比べれば、為替市場(FX)のリスクは低いです。
リスクは、価格変動率で比較することができます。
価格変動率(参照:内藤忍著「資産設計塾外貨投資編)をみると
日本の株式市場では、24.1%
米ドル円(為替市場)では、9.4%
ご覧のように、株式市場の方がハイリスクです。
価格変動率で比較すると、圧倒的にローリスクなFXですが、為替市場には、株式市場とは違う性質があります。
それは、価格変動に方向観がないことです。
株式市場では、長期的には、必ず上昇します(過去の事例より)。
為替市場では、まったくそのような要素はありません。
日本円も1ドル=360円もあったのに、今では、100円前後です。やがて、360円を超える日はくるのでしょうか。
たとえ、80円まで円高になったとして、それが、90円、100円というように円安になるかというのも分かりません。
もう一生涯85円以上になることはなく、50円くらいが当たり前になるかもしれません。
逆に、150円を超えてきて、今後は、200円前後が当たり前になるかもしれません。
どのレートが、当たり前のラインなのか、そういう基準がないのです。
レバレッジとリスクについて
もう一つのハイリスクな要素は、レバレッジです。
レバレッジ2倍であれば、リスクもリターンも2倍になります。
何故なら、レバレッジとは価格変動率を倍化するものだからです。
レバレッジが、10倍であれば、価格変動率が10倍になったことと同じです。
冒頭の例では
米ドル円 9.4%でしたが、これはレバレッジ1倍の場合です。
これが、10倍になるので、94%の価格変動率です。
この場合、予測最大損失額は、運用資金の188%。元本が0円になってもたりません。元本と同じくらいの金額だけ借金が残ります。
(実際のFXでは借金になることは滅多にありません。ロスカットというセーフティシステムがあるからです)
ですが、レバレッジは自分で調節できます。
どこまでリスクを取るべきかを自分で判断して、レバレッジをかけます。
レバレッジは、1倍以下の0.9倍ということも可能です。
いくらでもローリスクにしていくことが可能です。
リスクを自分で管理する投資がFXです。
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