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約定拒否の原因の一つとは

 インターバンク市場のレートが消えると、FX業者は、約定することができません。そこで、リスク管理システムが作動することが考えられます。


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リスク管理体制と約定拒否

 まともなFX業者ならば、「相場が急激に変動した場合に備え」たリスク管理体制が構築されているはずです。

 行政処分を受ける業者に、リスク管理体制の不備を指摘されているケースもあります。

 で、相場急変時のリスク管理において、「カバー取引が行えない場合は、顧客からの受注を止める」ことも含まれています。

 「金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針」
 http://www.fsa.go.jp/common/law/guide/kinyushohin/04.html
 を一部引用します。

~~~~引用ここから~~~~
IV. 監督上の評価項目と諸手続(第一種金融商品取引業)
 IV-3-3-4 店頭金融先物取引に係るリスク管理態勢
 (2)相場が急激に変動した場合の取引に係る留意事項
 相場が急激に変動した場合に備え、自己勘定取引を停止する又はカバー取引相手方との取引ができない場合には顧客からの受注を行わない等の具体的なリスク管理の方針を定め、そのための態勢を整備しているか。
~~~~ここまで~~~~

 リスク管理体制は、業者ごとに違いがあるのは当然ですが、
 一例として、金融庁が用いているということは、これが一般的な対処法なのだと思われます。

 つまり相場の激変時には、約定拒否(業者からいうと受注停止)が起こってしまうのが当たり前であり、リスク管理がしっかりした「まともな会社」の証拠である、ともいえます。

 ただ、セントラル短資FXのサポートデスクに聞いたところでは
 『相場の状況から予告できる時には、お知らせを行うが、それが間に合わない場合も当然起こりうる』そうです。
 ただ、『2008年後半の相場では、予告のお知らせをしたが、実際は、受注停止をするまでにはいたらなった』とのことです。

疑いたくなるFX業者もあるが…

 ところで、問題は、システムトラブルによる約定不成立なのか、リスク管理システムの(誤)作動なのか、よく分からない場合があることです。

 システムが弱いための約定拒否は起こらないように改善が望まれるのは当然です。

 一般的に投資家として受け止めておくべきことは
 「流動性リスク」「システムリスク」があると説明され、理解したつもりでも、
 実際に約定不成立になると、頭に血がのぼりカッとするということです。

 相場急変時においては投資家の思い通りに、約定できないこともあります。
 スリッページや約定不成立といったことは、ある意味普通のことでもあります。
 もちろん、業者は、これらが起こらないように努力しています。大手といわれる業者ほど、起こりにくいようシステムを強化しているようです。
 「ひまわり証券FX」では「すべらないFX」と題して宣伝していいますね。本当に滑らないのか、試したことはありませんが…
 このようなキャッチフレーズで宣伝するということは、実際、すべる業者がおおいという証なのか、という気もします。

◆参考:
外国為替証拠金取引業者に対する一斉点検の結果について(金融庁)
  http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20071207-4.html
金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針
  http://www.fsa.go.jp/common/law/guide/kinyushohin/04.html



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